県商工労働部は17日、20、21日に豊見城市民体育館で開かれる県内最大級の情報技術(IT)体験イベント「IT津梁まつり2017」のPR大使として、人型ロボット「NAO」を一日課長に任命した。県によると、自治体がNAOを一日署長など、イベントを告知する「一日○○」に任命するのは全国で初めて。
かりゆしウエアを身に着けたNAOは18日まで県庁1階の県民ホールに展示され、来庁者を出迎える。IT津梁まつりで、空手の演武などを披露する予定。
17日午前、県民ホールであった任命式で県商工労働部の玉那覇靖産業振興統括監は「ITの魅力や楽しさを知ってほしい」と呼び掛けた。
NAOはフランスの企業が開発した2足歩行が可能な人型ロボット。多言語対応が可能で、展示会や企業の受付や案内役として活用されている場面も多い。