票掘り起こしへ全力 宮古島市長選 きょうから三日攻防


この記事を書いた人 新里 哲

 【宮古島】22日投開票の宮古島市長選は19日、終盤戦の三日攻防に突入する。前県議の奥平一夫氏(67)=民進推薦、現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦、医師の下地晃氏(63)=社民、社大推薦、前市議の真栄城徳彦氏(67)が、陸上自衛隊配備計画の是非や経済活性化策などを争点に激しい選挙戦を展開。市政刷新を狙う新人3人が現職に挑む構図だ。4候補は18日も市内各地で精力的に支持を訴え、票の掘り起こしに全力を上げた。

 奥平氏は朝の手ぶりから行動を開始。来島した翁長雄志知事とスポット演説や練り歩きに注力した。

 下地敏彦氏は朝、市平良で手ぶりをした。企業訪問に精を出し、女性支持者を集めた集会を開いた。

 下地晃氏は市街地で街頭演説をした後は、一日をかけて市内全域の支持者を巡り、投票を呼び掛けた。

 真栄城氏は市平良で朝の演説をした後、郊外を中心にスポット演説をした。企業訪問にも力を入れた。

 期日前投票は18日現在、2243人。選挙人名簿登録の有権者数は14日現在で4万3441人。