FCナビィータ、九州リーグ1部昇格 女子サッカー


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先制点を決める永石珠璃愛=22日、長崎県の平成町人工芝グラウンド(提供)

 女子サッカーの第19回九州リーグ1部入れ替え戦は22日、長崎県島原市の平成町人工芝グラウンドで行い、ヴィクサーレ沖縄FCナビィータ(2部3位)が地元長崎の国見FCレディース(1部6位)を4―0で破り、1部昇格を決めた。ナビィータは比嘉映美を中心に中盤でボールを支配すると、前線への縦パスが有効に決まり、相手守備の裏に出る動きも随所で見られた。サイド攻撃も奏功しジョバーニャ・カンポスを軸に国見の守備を切り崩し得点を重ねた。守ってはゴールキーパー(GK)の越本里穂とジュリアナ・カルドソを中心に最後まで乱れず無失点で締めた。

 ナビィータは前半29分、比嘉映美のアシストを永石珠璃愛がゴール前でフリーで受け先制。後半は26分にジョバーニャの強烈なミドルシュートで加点し、その直後に速いパス回しでボールをもらった玉城薪瀬が3点目。完全に主導権を握った。さらに試合終了直前にも比嘉のコーナーキックをジョバーニャが押し込みダメを押した。

 九州リーグ1部は4月後半から始まる予定で、2部優勝の琉球デイゴスとナビィータを加えた計8チームで争う。