【中国時報】15業者が安全不合格 、キャンプ場重大事故恐れも


社会
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 行政院の消費者保護処が「キャンプ場の安全調査結果」を発表した。抜き打ち調査をしたうち15の業者が不合格となった。特に4カ所のキャンプ地について「地質上の危険がある」と指摘した。

 屏東県涼山露営(キャンプ)区は違法に山の斜面を開発し、既に罰金が課されている。別の屏東県の穎達生態リゾート農場は、実際に使用されている範囲と申請された地域が異なっていたことや、新竹尖石郷的田中リゾートキャンプ地は土石流の影響がある範囲にあるなど、天災が発生すると重大事故につながる恐れがあると指摘された。

 消費者保護処は、利用者に対しキャンプ地にきちんと救急箱や消火器など消防設備が設置されていることを確かめるよう呼び掛けている。