【中部】米軍普天間飛行場所属のAH1Z攻撃ヘリコプターが20日にうるま市与那城伊計の農道に不時着したことを受け、普天間飛行場を抱える宜野湾市の佐喜真淳市長は23日、嘉手納町の沖縄防衛局を訪れ「改善どころか、このような事案が何度も繰り返される状況は極めて遺憾だ」と抗議した。その上で徹底した原因究明と具体的な再発防止策の策定を求めた。
対応した中嶋浩一郎沖縄防衛局長は「市民にとって憤りになることだと思う。おわび申し上げる」と謝罪した。その上で「今回は普通の申し入れではなく、米軍に対して『どういうことなのか』と強くただしていきたい」と話した。
佐喜真市長は17日も防衛局を訪ね、夜間にCH53大型ヘリが異音を発して飛行したことなどに抗議していた。【琉球新報電子版】