安慶田氏を提訴も 口利き 諸見里前教育長が示唆


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【名護】安慶田光男前副知事が教員採用試験への口利きなどに関し、文書で証言した諸見里明前教育長を名誉毀損(きそん)で訴えたことを受け、諸見里前教育長は27日夜、安慶田氏を提訴することもあり得るとの考えを示した。名護市内のホテルで行われた県中小企業家同友会の「新春のつどい」で講演後、報道陣の質問に答えた。

 諸見里氏は「安慶田氏を提訴することもあり得るか」との質問に対し「弁護士と相談して決めたい。可能性は十分にある」と述べた。

 安慶田氏から名誉毀損で提訴されたことについて「正々堂々と司法の場でやるということなので頑張りたい」と述べた。諸見里氏は講演の冒頭でこの問題について触れ「うそ偽りは申し上げていない。裁判になるかと思いますが、よろしくお願いします」と述べた。