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米軍オスプレイ墜落か イエメンで4人負傷、攻撃支援中

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】ABCニュースやFOXニュースなど米メディアによると、28日、イエメン中部のバイダ州で、海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが「ハードランディング(激しい衝撃を伴う着陸)」し、負傷者が出た。

 航空ジャーナリストのブログ「The Aviationist」は事故を「墜落」と伝えた。米メディアによると事故による負傷者は4人。米軍は飛行不能となった事故機を破壊した。

 米中央軍は29日の声明で、「作戦を支援していた米軍機がハードランディングし、追加の負傷者が出た。航空機は飛行が不可能となり、その場所で意図的に破壊された」と発表した。「ハードランディング」した米軍機の機種については言及していない。

 事故は米軍が実施した奇襲攻撃の現場近くで起きた。奇襲攻撃ではヘリコプター部隊が武装勢力の拠点を襲撃し、武装勢力のメンバー14人と民間人16人、米兵1人が死亡した。

 ブログでは、事故を起こしたオスプレイは奇襲攻撃で負傷した兵士を搬送するためだったとしている。また飛行不能となったオスプレイを破壊したのは、最新のステルス戦闘機に使用されているレーダー塗料が使われているなど、敵に機体がわたるのを防ぐためだとした。