総体20回出場と世界大会も祝う 北農レスリング部


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体をひねりながらの宙返りなどを次々繰り出し会場を盛り上げる部員ら=1月21日、名護市の城公民館

 【名護】北部農林高校(知名朝次校長)のレスリング部が本年度で全国高校総合体育大会に20回出場した表彰と、昨年9月の世界カデット選手権出場の祝賀会が1月21日、名護市の城公民館で開かれた。部員らは日頃の練習で行うアクロバットな動きを披露する余興などで会場を盛り上げた。

 同部は1976年に部員7人で発足。指導者の赴任などで84~88年に一時休部したが89年に再発足した。初代監督の上原泰守氏は歴代指導者の歩みを称賛した後、部員らに「親への感謝の気持ちを大切にして期待に応えられるよう頑張ってほしい」と話した。

 大城達人主将は「朝一番での苦しい練習も、仲間と声を掛け合って団結できた。2年生には全国制覇を目指してほしい」とエールを送った。

 同選手権には主将の大城さん(3年)と仲里優力さん(2年)が出場し、仲里さんは5位入賞した。