「県経済に大きな影響」 OCVBが空自に事故再発防止を要請


この記事を書いた人 松永 勝利

 那覇空港で航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機が脱輪し、滑走路が約2時間閉鎖されたことを受け、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の平良朝敬会長らは2日、那覇市の空自那覇基地を訪ね、事故の原因究明と速やかな公表、再発防止策を徹底することを要請した。OCVBが自衛隊へ要請するのは異例。
 OCVBの1日時点のまとめで、航空機計47便がキャンセルされ、5001人に影響が出た。報奨旅行や修学旅行にも影響を及ぼした。
 平良会長は要請後「那覇空港は沖縄にとっての玄関口で、事故の発生により県経済に非常に大きな影響をもたらした。このような事故があってはいけない。安心・安全を確保してもらいたい」と述べた。【琉球新報電子版】