農水産の魅力発信 奥武山で花と食のフェス開幕


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花と食フェスティバルに出展された色とりどりの花を品定めする来場者=4日午後、那覇市の奥武山公園

 「てぃだサンサン 食べたらがんじゅう 沖縄産!」を合言葉に「おきなわ花と食のフェスティバル2017」(同推進本部主催)が4日、那覇市の奥武山公園で始まった。初日は家族連れら4万9680人(主催者発表)が訪れ、全県から集まった自慢の農林水産物や加工品に舌鼓を打った。5日まで。103団体が出展している。

 開会式で推進本部長の大城勉・JAおきなわ理事長は「食に関する情報が満載で、安全・安心・新鮮な県産農林水産物を通して、沖縄らしい食文化の創造・再発見を実感してほしい」と述べ、来場を呼び掛けた。

 JAおきなわFM推進部の区画では、県内全11店のファーマーズマーケットから集めた新鮮な農産物が販売され、来場者でにぎわった。うるま市から夫婦で訪れた當間健一さん、直子さんは「売られている野菜や花もこれまであまり見たことがない外国のものが多くあり、沖縄の農業の変化を感じた」と語った。