「うみないび」氷上掛ける 7年ぶり県内一般女子チーム アイスホッケー


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果敢に攻め込む琉球うみないびの選手(左)=8日夜、南風原町のスポーツワールドサザンヒル(大城直也撮影)

 各世代が全国大会で実績を残し始めている沖縄県内のアイスホッケー界。一層の盛り上げに一役買う存在になりそうなのが、女子チーム「琉球うみないび」だ。県アイスホッケー連盟によると、一般の女子チームが県内で活動するのは約7年ぶり。4月の県外大会出場を目指して練習を重ねており8日、南風原町のスポーツワールドサザンヒルで初の公式戦となる県民体育大会に臨んだ。選手たちは「全国大会で勝利したい」と目標を掲げて氷上を駆け回っている。

 チームは中学生から社会人までの女子選手で構成されている。昨年8月からメンバーを集めトレーニングを重ねてきた。県内で練習試合などをこなしており、4月には岡山県で開催する岡山市長杯女子選手権大会に出場する予定だ。

 指導する内田知大監督は「女子でアイスホッケーをやりたいと思う選手が増えてくれたらうれしい」と期待を込めた。
(平安太一)