抗議の合間に「かぎやで風」舞う 辺野古の新基地建設


この記事を書いた人 松永 勝利
米軍キャンプ・シュワブゲート前でプラカードを扇に見立てて「かぎやで風」を踊る人たち=11日、名護市辺野古

 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で11日、建設に反対する人たちは抗議船2隻、カヌー8艇で抗議行動を実施した。午前9時半現在、コンクリートブロック投下などの作業は確認されていない。
 米軍キャンプ・シュワブゲート前では約80人が座り込んで抗議行動を展開している。抗議の合間には参加者が三線の音色に合わせて琉球舞踊の「かぎやで風」を練習した。座り込みや抗議行動を「楽しくする」ための取り組み。
 ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「大浦湾では船やカヌーで海上行動も展開している。多くの人に現場を見てほしい」と呼び掛けた。【琉球新報電子版】