銀行でもチャージ　オキカ、２４日から

　沖縄本島内の路線バスやゆいレールの決済手段として普及が進むＩＣ乗車券「ＯＫＩＣＡ（オキカ）」の利便性を高めようと、カードを発行する沖縄ＩＣカード（那覇市）は２４日から、那覇市－沖縄市間で乗降客が多いバス停付近の銀行１０店舗の現金自動預払機（ＡＴＭ）コーナーにチャージ機を設置する。ゆいレール駅やバス車内以外でチャージできるのは初めてで同社は「多くの人に利用してほしい」と話している。

　バス車内でチャージする際に時間がかかり、他の乗降客の動きを妨げるなどとして、バス外でもチャージできるよう求める声が寄せられていた。チャージ機は琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行の各本店と一部支店のＡＴＭコーナーに設置する。２４日に那覇市の琉銀本店で稼働し、その他の店舗でも順次稼働する。増設も検討する。

　新たに設置されたチャージ機で５千円以上チャージしてホームページから応募すると、抽選で千人に５００円分のポイントが付与されるキャンペーンを行う。３月３１日まで。