奥村、九州制す ジュニア・テニス代表選考会 県勢11年ぶり


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

 テニスの全国選抜ジュニア選手権兼ワールドジュニア世界大会2017代表選考会九州地域予選の最終日は12日、県総合運動公園庭球場で各年代のシングルスを行った。14歳以下男子で決勝に進んだ第4シードの奥村龍太郎(STEP、仲井真中2年)は、決勝で第2シードの竹井海(福岡)を6-3、6-1のストレートで下して初優勝した。同種目の県勢では、金城充(当時仲井真中)以来、11年ぶり2人目となる九州制覇となった。

 奥村は11日に行われた準決勝でも第1シードの堤野竜司(福岡)に6-3、5-7、6-0とフルセットの末勝利。連日にわたり、九州の強豪を打ち破った。

 奥村は上位2選手に自動的に与えられる全国選抜大会(千葉、5月)の出場権を獲得した。「優勝と全国大会出場を手にできて、うれしい」と目標達成を喜んだ。