社会

山城さん釈放、無言で訴え 有志がフラッシュモブ

 【北谷】沖縄平和運動センターの山城博治議長らの早期釈放や名護市辺野古への新基地建設反対を訴えようと、読谷村民を中心とする有志8人は12日、北谷町の観覧車前広場で「マネキンフラッシュモブ」を実施した。黒服姿に身を包み、マネキンを装った参加者たちは「不当な長期勾留ヤメテ」など手作りのプラカードを片手に、数分間静止。無言の訴えを約1時間続けた。


山城博治さんをはじめとする新基地建設に反対する仲間の早期釈放を求め、マネキンフラッシュモブを実施した富樫守さん(左から2人目)ら=12日、北谷町美浜

 山城さんは、名護市辺野古の新基地建設や米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯建設への抗議行動で、威力業務妨害容疑などで逮捕・起訴され、約4カ月近く勾留され続けている。

 計画立案者の富樫守さん(74)は、辺野古での座り込みを通じて山城さんと出会った。「県外の人や若者たちにも、こうした不当な勾留があると知ってもらいたい」と、同じく座り込みに参加する知人に声を掛け、有志が集まった。「マネキン―」という新しい形の抗議活動に、より効果的で、注目が集まる方法はないかと考え、場所や日時にもこだわり「家族連れや観光客、若者が多い日曜日を選んだ」と説明した。

 黒服を着た集団の突然の登場に、車窓から撮影をする人や観光客など道行く人の注目を集めていた。

 「フラッシュモブ」に参加した垣内成子さん(65)は、高江や辺野古の座り込みに10年余参加している。抗議活動に若年層が少ないことから「次世代を担う若者たちが、声を上げ、立ち上がってほしい」とプラカードを高々と掲げた。山城さんが釈放される日を待ちわびている人は多いとみられ、県内各地で活動は続く。

英文へ→Mannequin flash mob to call for release of Okinawa peace activist Yamashiro