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ヒノキ香る道場完備 沖縄空手会館 4日落成式、5日一般公開

報道陣に公開された沖縄空手会館の道場施設=17日午前、豊見城村豊見城

 来月4日に落成し、5日に一般公開を予定している沖縄空手会館の報道陣向け内覧会が17日午前、豊見城市豊見城の同館であった。施設内部はほぼ完成しており、展示施設などの最終調整が進んでいる。外部は急ピッチで作業が進んでいる。

 同館は道場施設、展示施設、特別道場の三主要施設で構成されている。道場施設は同時に4試合できる広さを確保した。床はアカマツ、壁面にはヒノキの木材を使っており、屋内には木の香りが広がっている。観客数は380席。立ち見を含めると約600人が観戦できる構造。大規模な大会は3千人余りの観客を収容できる県立武道館で開催し、同館は小中規模の大会などで使用される。

 展示施設は空手の歴史や「型」を説明する劇場のほか、資料や武具が展示されている。各流派が鍛錬に使った道具を使える体験コーナーもある。県によると、空手資料の数や質は県内一で、研究の場としても最適な展示内容となっている。

 空手発祥の象徴として赤瓦屋根の特別道場も建設されており、4日の落成式典では県無形文化財「沖縄の空手・古武術」保持者らによる演武が行われる。

 県文化スポーツ部空手振興課空手振興班の桃原直子班長は「空手の発祥の地として、求心力のある施設内容となっている。特別道場は空手を極める人が憧れる場所となってほしい」と説明した。【琉球新報電子版】