【中国時報】淋病感染者 最多に 4千人超、24%増


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 疾病管理署の発表によると、台湾の淋(りん)病感染者数が年を追うごとに増え、昨年は4455人に達した。これは1999年の記録以来最多となった。感染報告は昨年と比べて3587人、24%増えており、そのうち10代と20代が最も多かった。

 同署はバレンタイン・デーで性行為をする場合は落ち着いて安全に行うよう呼び掛けている。

 淋病は主に生殖系に影響し、男性は感染後2日から7日に尿道の化膿(かのう)が表れ、排尿に痛みが伴う。しかし女性は感染後、ほとんど痛みはなく、自覚症状ははっきりしないため、感染しても気付かない事例も多い。適切な治療をしなければ男女とも不妊になる可能性があり、コンドームの使用を呼び掛けている。