「ニュース女子」スタッフが撮影 抗議集会 身元明かさず、インタビュー


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 沖縄の基地反対運動を一方的な視点から放送したとして問題になっている、東京MXテレビの番組「ニュース女子」の制作スタッフの男性1人が24日、「山城博治さんたちの即時釈放を求める大集会」のデモ行進到着場所となる那覇市の県民広場で、ハンディーカメラを片手に撮影していた。男性は腕章をしておらず、身元を明かさないまま参加者にインタビューしていた。男性はインタビュー終了後に身元を明かし「休暇中で、取材ではない」「デモ行進の映像は使うかもしれないが、インタビュー映像は番組に使用しない」と話し、あくまで個人的な資料だと主張した。カメラは足元を撮影していた。

 インタビューを受けた参加者によると「なぜここに来たのか」「なぜ外国人の方が参加しているのか」「高江や辺野古にいる人たちは日当をもらっているという話があるがどうなのか」と質問されたという。「『ニュース女子』の放送をどう思ったか」とも聞かれたという。