環境観光で地域活性化を やんばる国立公園の標識除幕式 


この記事を書いた人 松永 勝利
国立公園指定を記念して設置されたやんばる国立公園標識の除幕式=26日午前、東村ふれあいヒルギ公園

 国頭、大宜味、東村の一部が昨年9月15日に国立公園に指定されたことを受け、環境省は26日午前、やんばる国立公園標識除幕式を東村ふれあいヒルギ公園で開いた。3村長や地元住民が参加し、国立公園指定を喜んだ。
 県環境部の大浜浩志部長は「自然への興味と理解を一層深め、ブランド力向上による3村の地域活性化に期待したい」とあいさつした。
 東村の伊集盛久村長は「地域環境と自然に配慮しながら地域のルールを定め、持続可能なエコツーリズムの推進を望む」と述べ、国立公園指定を機に環境観光の発展に期待を寄せた。
 除幕式に参加した東村立有銘小5年の萩原小乃雪さん(11)は「小さい時からよく散歩に来ていたヒルギ公園が国立公園になってうれしい」と笑顔を見せた。【琉球新報電子版】