スミセイ未来大賞に「たいようのえくぼ」 情報誌発行、子育て支援


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
子育てを応援するフリーペーパーの発行などに取り組むNPO法人たいようのえくぼのメンバー。活動は子どもたちも一緒だ=2016年8月、浦添市のサン・アビリティーうらそえ

 第10回「未来を強くする子育てプロジェクト」(住友生命保険相互会社主催)が27日、発表され、子育て支援活動表彰で最高賞に当たるスミセイ未来大賞・文部科学大臣賞に、母親たちでフリーペーパーを発行する「NPO法人たいようのえくぼ」(浦添市、保志門るり江代表)が決まった。

 より良い子育て環境づくりに取り組む個人・団体を表彰する賞で、190組が応募した。同じく最高賞のスミセイ未来大賞・厚生労働大臣賞は、京都府の給食人サークルに決まった。

 「たいようのえくぼ」は「沖縄の子育てをもっと楽しく!」をモットーに、子育て情報誌「たいようのえくぼ」を発行、県内全域に無料配布している。受賞について、保志門代表は「お母さんの頑張りはもちろん、家族や周囲、企業の応援があったからできたことだ。受賞はありがたいし自信になる。副賞を使い離島でイベントを開きたい」と話した。

 表彰式は3月6日に東京都内で開かれる。