糸満市・西崎一文字の通称なべ堤で26日、ダイワ銀狼カップ沖縄大会2回戦が開催された。12日の1回戦で選ばれた7人が25センチ以上のクロダイ5匹までの総重量を競う。
当日は朝から断続的に雨が打ち付け、強風が吹いた。前半戦は予選の順位でポイントを選び、午前7時に釣り開始。7時5分に比嘉宗信選手が良型のコチを釣り上げ、25分に玉木翔吾選手が30センチのチヌを釣り上げた。続いて大城良選手が中型のチヌを釣り上げた。8時48分には比嘉宗信選手が35センチほどのチヌを釣り上げ、10分後に2匹目を釣り上げた。
9時を過ぎると雨風がさらに強まり、9時半には近くで雷が鳴ったので、いったん中断した。午前10時に後半戦が始まり、潮の流れ、地形を丹念に探って攻めた比嘉選手は3匹を釣り上げ、規定の5匹を釣り上げた。終了間際に玉木選手も良型のチヌを釣り、追い上げたが、比嘉さんがそのまま逃げ切り、優勝した。
優勝した比嘉さんは10月に行われる全国大会に派遣される。
主な結果は次の通り。(敬称略)
▽1位・比嘉宗信(5匹、2644グラム)
▽2位・玉木翔吾(2匹、1044グラム)
▽3位・大城良(1匹、676グラム)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)