勝連で「早摘みモズク」 食感楽しんで


この記事を書いた人 新里 哲
消費拡大を呼びかける上原勇行勝連漁協組合長(左)とサウスプロダクトの伊波匡彦社長=1日、うるま市の勝連漁協

 【うるま】モズクの一大産地である、うるま市の勝連漁協で1日、「早摘みモズク」の収穫開始が宣言された。3~4月に収穫される若いモズクは「早摘み」と呼ばれ、モズクが持つシャキシャキとした食感やぬめりの強さが特徴だ。上原勇行勝連漁協組合長は「県内外、多くの人に食感を楽しんで味わってほしい」と消費拡大を呼びかけた。

 モズクの収穫が本格化する前の限られた時期にしか採れず、希少価値が高いという。スーパーなどで流通しているモズクとは違うため、人気が高まっている。

 同漁協では、3年ほど前から「サウスプロダクト」(伊波匡彦社長)と連携し、早摘みモズクを使った商品開発に挑んでいる。上原組合長は「おいしく食べてもらうため、一生懸命作っているのでぜひ食べてほしい」とPRした。