沖縄空手会館が落成 世界発信の殿堂に期待高まる


この記事を書いた人 松永 勝利
落成を記念して奉納演武を披露する県無形文化財「沖縄の空手・古武道」保持者ら=4日午前10時ごろ、豊見城市豊見城の沖縄空手会館

 空手発祥の地・沖縄の発信拠点として期待されている沖縄空手会館が4日、豊見城市豊見城の豊見城城址公園跡地で落成した。国内外の空手関係者や県内経済団体などから約700人が落成記念式典に参加した。同日9時半から空手関係者らによる記念植樹、県無形文化財「沖縄の空手・古武道」保持者らによる演武、テープカットが行われた。
 沖縄伝統空手道振興会の喜友名朝孝理事長は「沖縄空手会館を通じて沖縄で発祥した空手を世界へ発信していきたい」と力を込めた。【琉球新報電子版】

沖縄空手会館落成記念でテープをカットする翁長雄志知事(中央)ら=4日午前、豊見城市豊見城の会館