やんばる路、100キロ駆ける NAGOURAマラソンに596人エントリー


この記事を書いた人 松永 勝利
夜明け前にスタートする100キロ、75キロの選手ら=5日午前4時32分、名護市21世紀の森体育館前

 【名護】自然豊かなやんばる路を舞台に最長100キロを走る「第3回NAGOURAマラソン」(主催=同実行委員会、共催=名護市・名護市教育委員会・琉球新報社、特別協賛=沖縄銀行)の100キロの部と75キロの部が5日午前4時半、名護市の21世紀の森体育館からスタートした。100キロは347人、75キロは55人がエントリーした。フルマラソン(42・195キロ)の部には194人がエントリーしており、出場者は3部門で計596人。このうち県外からは289人がエントリーしている。

スタートを前にガンバロー三唱で気合いを入れる100キロ、75キロの選手ら=4日午前4時25分、名護市の21世紀の森体育館

 今回は大会初の招待選手として100キロをメインに日本を代表するウルトラランナーの藤澤舞選手(札幌エクセルアスリートクラブ)が75キロに出場し、コーチで同クラブ代表の石井憲がフルマラソンに出場する。
 開会式で藤澤選手は「(地元特産の食材がある)エイドステーションがとても楽しみ。完走と完食を目指し、皆さんと頑張りたい」とあいさつした。大会実行委員会の大嶺眞順会長(名護市体育協会会長)は「練習の成果を発揮し、自分を信じ、最後まであきらめずに完走目指して頑張ってほしい」と激励した。【琉球新報電子版】