「オスプレイ」が魚取りの網に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 環境省に準絶滅危惧種として登録されている猛禽(もうきん)類のミサゴが4日、那覇市古波蔵の国場川で魚取り用の網に引っかかっているのが発見された。沖縄野鳥研究会の比嘉邦昭代表らによって救助された。

 英語名では「オスプレイ」と呼ばれるミサゴは、越冬のために県内へ飛来したとみられる。網にかかった魚を補食しようとして、引っかかった可能性がある。

 比嘉代表は「雄雌の区別は分からないが、若い個体だ。けがなどはないので安心した」と話した。