社会

山城博治議長の初公判17日に決定 弁護側、保釈申し立てへ

米軍北部訓練場の新たなヘリパッド建設に抗議する集会であいさつする沖縄平和運動センター議長の山城博治さん=2016年8月5日、東村高江のN1地区裏ゲート

 米軍基地建設の反対運動で、威力業務妨害や公務執行妨害、傷害、器物損壊の罪で逮捕、起訴され勾留されている沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)ら3人の初公判について、那覇地裁は6日に2回目の公判前整理手続きを実施し、山城議長ら3人の初公判を17日午前10時から開くことを正式に決めた。弁護側は近日中に保釈を求めるとしている。
 弁護側によると、第2回公判は27日午後1時半から、第3回は4月17日午後1時半から開かれる。4回目以降は未定という。初公判では3人の罪状認否と冒頭陳述までが行われる。2回目以降は名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前でブロック1486個を積み上げたとする威力業務妨害の罪についての審理を先行する。
 山城議長はこれまでにも那覇地裁に保釈を請求したが棄却され、特別抗告も最高裁に退けられた。市民団体や国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも即時釈放を求めている。弁護人は「争点整理が終わり、証拠の採否もあらかた明らかになった。この段階で証拠隠滅の恐れもへったくれもない」と話し、近日中にあらためて保釈を請求する方針を明らかにした。【琉球新報電子版】