政治

ヘリパッド閉鎖を要求 金武町と宜野座村

沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長(左列手前から3人目)に抗議要請文を手渡す仲間一金武町長(右列手前から3人目)=13日午後4時7分、嘉手納町嘉手納の沖縄防衛局

 金武町中川区と宜野座村城原区に隣接するキャンプ・ハンセン内のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)、通称“ファルコン”で、米軍機UH1ヘリがつり下げていた複数のタイヤが落下した事故で、金武町と宜野座村は13日午後、沖縄防衛局に中嶋浩一郎局長を訪ね、ヘリパッドの閉鎖と事故の原因究明などを求めた。
 仲間一金武町長は昨年12月にも垂直離着陸輸送機MV22オスプレイによるつり下げ訓練を受けて抗議したことに触れ「3カ月足らずで今回の事故が発生し、地域住民の不安を増大させた。人道支援目的であれば、住民に迷惑を掛けてはいけない」と抗議した。
 當眞淳宜野座村長は「タイヤ落下は訓練場内でも、民間地に隣接した場所だ。ファルコンの閉鎖要求に踏み込んだのは、地域が我慢の限界に来ていることを意味している。局として強く米軍に申し入れてもらいたい」と要求した。
 中嶋局長は「米軍には原因究明と万全な安全対策をするよう求めた。米軍と密接に連携を図り、安全に最大限の配慮を求めていきたい」と述べた。


沖縄防衛局の池田眞人企画部次長(左列手前)に申し入れ書を手渡す西銘純恵県議(右列手前から3人目)=13日午後3時3分、嘉手納町嘉手納の沖縄防衛局

 共産党県委の真栄里保基地問題・平和運動責任者ら5人も同日午後、防衛局を訪れ、事故原因の究明を徹底し、米軍の運用が改善されるまで責任ある対応を取るよう要求した。
 瀬長美佐雄県議は「米側に配慮を求めるだけではなく、県民の立場に立って怒りをもって抗議すべきだ」と話した。【琉球新報電子版】