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沖縄出身・宮城夏鈴主演「遠く離れた同じ空の下で」 20日QABで放送

「戦争の時代を私たち世代が忘れないためにどのように語り継いでいくのか、考えさせる内容だ」と語る宮城夏鈴=那覇市内

 沖縄とベトナムを舞台に、テレビ局の女性リポーターとベトナム人留学生の恋を描いた琉球朝日放送(QAB)と、ベトナム国営放送の合作ドラマ「遠く離れた同じ空の下で」(下島三重子脚本)が20日午後2時5分からQABで放送される。浦添市出身のモデルで女優の宮城夏鈴(かりん)が初めて主演に挑んだ恋愛ストーリーだ。

 地元テレビ局のリポーター宮里英里(宮城)と、ベトナム人留学生ハイ(クァン・スウ)は那覇大綱挽の会場で幸運の綱を巡って最悪な出会いをしてしまう。英里はやがてベトナムのことについて興味を抱き、取材を通してハイに再会する。やがて2人の距離は近づき、ベトナムと沖縄をつないでいく。

 本作について宮城は「男女の恋を絡めながら沖縄とベトナムの戦争という辛(つら)い過去を題材にしている。英里の祖母妙子さん(吉田妙子)やハイのお父さんが体験した戦争を私たち世代がどのように語り継いでいくのか、考えさせる内容だ」と語った。

 ベトナムでの撮影については「ベトナムの人はとても温かくて親近感が湧く。誰もがきょうだいみたいに好意的に接してくれる。沖縄の人とよく似ていてほっこりした」と振り返った。

 女優として本格的に活動を始めた宮城。本作では自身が歌う挿入歌「沖縄のうた」にも注目だ。「このドラマを通して多くの県民の皆さんに宮城夏鈴のことを知ってもらえたらうれしい」

 本作ではほかにゴリ、喜舎場泉、城間やよい、新垣正弘、デビッド・シェーンらが出演している。