県立高校で合格発表 1万1323人に桜咲く


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掲示板に受験番号を見つけ喜ぶ受験生ら=15日午前、沖縄市のコザ高校

 沖縄県内の県立高校と特別支援学校高等部で15日午前、2017年度一般入試の合格発表が一斉に行われた。一般入試合格者は合計1万1323人で、各校は受験生らの喜びの声であふれた。

 沖縄市のコザ高校(仲田洋一校長)では合格発表前の午前8時30分ごろから徐々に受験生が集まり始め、落ち着かない様子で発表を待っていた。午前9時に同校の壁面に合格者の受験番号が張り出されると、「やったー」「よし!」などと歓声が上がり、友人や家族と抱き合って喜んだり、携帯電話で合格を報告したりする受験生の姿が見られた。

 普通科に合格したうるま市立高江洲中学校の平田哲聖さん(15)は「休みを削って勉強した。合格できてうれしい」と語り「高校では野球部に入り、甲子園を目指したい。勉強も頑張りたい」と期待を語った。

 合格者が定員に満たなかった県立高校44校95学科と特別支援学校16校では2次募集が実施される。出願日は16、17の両日。【琉球新報電子版】