ふくよかな宮古島まもる君登場 交通安全と観光名所に寄与


この記事を書いた人 松永 勝利
「宮古島まもる君」の石像除幕式に出席する宮古島地区交通安全協会の新里孝行会長(左)と宮古島署の大城辰男署長=16日、宮古島市のJAファーマーズマーケットあたらす市場

 【宮古島】宮古島地区交通安全協会(新里孝行会長)は16日午前、交通安全を啓発するキャラクター「宮古島まもる君」の石像を市平良のJAファーマーズマーケットあたらす市場に建立し、除幕式を開いた。建立は同協会創立60周年記念事業の一環。新里会長は「交通安全だけではなく、観光への寄与も期待している。交通事故がなくなるように頑張りたい」と強調した。

 石像は台座も含め高さ160センチ。従来のまもる君より、心なしかふくよかなのが特徴だ。同市場は交通量が多い県道78号に面しているほか、買い物客で連日にぎわいもみせていることから、石像建立最適地に選ばれた。

 宮古島署の大城辰男署長は「石像建立を契機に交通安全を啓発し、事故をゼロにしたい」と話した。【琉球新報電子版】