作業車22台が資材搬入 辺野古新基地建設 機動隊が市民排除


この記事を書いた人 松永 勝利
米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込む市民らを排除する機動隊員=16日午前9時すぎ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設用と見られる作業車両計22台が16日午前9時すぎ、資材を米軍キャンプ・シュワブ内に搬入した。新基地建設に反対する市民ら約100人は同ゲート前に座り込んだが、機動隊員に排除された。ゲート前の通りは約10分渋滞が起きた。
 大浦湾海上では、大型クレーン船2隻が稼働し、汚濁防止膜設置に向けた作業や、大型コンクリートブロックなど資材の積み換え作業が行われた。基地建設に反対する市民らは抗議船3隻、カヌー約10艇で抗議や監視活動をしている。浮具(フロート)を超えたカヌー3艇が一時拘束された。【琉球新報電子版】