腕組み歌い、ゲート前監視 辺野古新基地建設


この記事を書いた人 松永 勝利
腕を組んで歌う市民ら=17日午前、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で17日午前、資機材の搬入口となる米軍キャンプ・シュワブゲートへの工事関係車両の出入りはない。山城博治沖縄平和運動センター議長の初公判が開かれることから、建設に反対する市民らの多くは那覇地裁に向かっており、ゲート前には約15人が座り込んだ。市民らは「山城さんのためにも現場を守り続ける」などと話し、腕を組みながら歌ったりしていた。
 建設が予定される大浦湾海上では、午前9時ごろから2隻の大型クレーン船が稼働して作業する様子や潜水調査を実施している様子が確認された。基地建設に反対する市民らは抗議船3隻、カヌー8挺で抗議活動を展開している。【琉球新報電子版】