カレーおいしいよ ボランティアと一緒に手作り


この記事を書いた人 志良堂 仁
採れたてのジャガイモで作ったカレーやシチューを食べる参加者ら=19日午後1時ごろ、沖縄市高原

 【沖縄】ボランティアサークル・あそびの広場ぽてと(仲村春利代表)は19日、第8回じゃがいも掘りとカレーパーティーを沖縄市高原の畑で開催した。地域の親子連れや普天間高校の有志20人など障がいのある人もない人も一緒にジャガイモを掘り、手作りのカレーやシチューを味わって交流を深めた。

 毎年参加している泡瀬特別支援学校中学部1年の平良未来さん(13)は「親子で来る人も多く、今日は小さな子の面倒を見ていた。みんなで食べて楽しかった」と笑顔で語った。
 月に1度は肥料を与えたり、雑草を刈ったりして畑の管理をしてきた宮城隆さんは「土に触れ合うのは大事なことだ。ことしは天候に恵まれ、400グラム以上のイモがたくさんある」と喜んだ。
 あそびの広場ぽてとは、障がいの有無を区別しない「ノーマライゼーション」を理念とし、仲村代表の自宅や隣接する市から借りた土地でジャガイモを植え付け、カレーパーティーを毎年実施している。【琉球新報電子版】