実り楽しみ 渡嘉敷で田植えピーク


社会
この記事を書いた人 志良堂 仁
田植え作業に追われる當山清林さん=15日、渡嘉敷村渡嘉敷区の水田

 【渡嘉敷】渡嘉敷村渡嘉敷区の水田では一期作米の田植えが5日から始まりピークを迎えた。例年より10日ほど遅れ、23日ごろには終了する。

 同村で唯一、田植え機を所有する農業・當山清林さん(79)は田植え機をフル稼働させ、全稲作農家の田植えを担ってている。6月には約25トンの収穫を見込む。

 約300坪の田んぼで自給米作りをする知念竹治さん(85)は「約400キロ収穫できるので家族、親族、友人らの1年分の米を十分に賄うことができ、余りは販売している。収穫が楽しみ」と豊作を期待し目を細めた。(米田英明通信員)