観光の受け入れと誘客強化 OCVBが4月に組織改編


この記事を書いた人 松永 勝利
組織改編案などを審議するOCVBの理事ら=23日、那覇市の県市町村自治会館

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)は23日、2016年度第2回定時理事会を那覇市の県市町村自治会館で開き、組織改編議案を承認した。4月1日から「海外事業部」と「国内事業部」をそれぞれ「受入事業部」「誘客事業部」に変更する。

 国内外に分かれていた事業部を廃止し、受入事業部と誘客事業部が国内外を問わず、受け入れ体制の整備と誘客の強化に重点的に取り組む。

 県が2021年までに設定している入域観光客数1200万人と観光収入1兆1100億円の目標に向け、誘客を推進する。

 そのほか、2016年度の収入支出補正予算と、17年度事業計画案と収入支出予算案も承認された。【琉球新報電子版】