プロポーズ目的の来県が456組 16年、沖縄県調査


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 沖縄県の調査では、2016年にプロポーズを目的に来県したカップルが少なくとも456組いた。ホテル側へのヒアリング調査によると、年々ホテル側にプロポーズに関するサプライズ演出の問い合わせや手伝いを頼む事例が増えているという。県はプロポーズの聖地化に向け、2016年度から「カップルアニバーサリーツーリズム拡大事業」を始めている。

 総数のうち国内客が444組で、海外客が9組だった。県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は本年度から挙式だけでなく、沖縄でのプロポーズや、既婚者、その家族らが絆を確かめ合うバウ・リニューアル(誓いの更新)、新婚旅行の誘致にも力を入れている。旅行博などへの出展や広告媒体の活用などに取り組む。

 調査は沖縄でリゾートウエディングを取り扱う企業やホテル、観光施設など62社を対象に実施し、12社から回答を得た。