甘くてビター“大浦ハチミツ” 販売会でPR わんさかパーク


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展示用ケージの蜜蜂に大勢の人が興味深げに見入った=12日、名護市わんさか大浦パーク

 【名護】名護市大浦区青年会有志による「大浦みつばちプロジェクト」(代表者・宮里辰之青年会長)のメンバーが作ったハチミツの販売会が12日、大浦のわんさか大浦パークで開かれた。

 「プロジェクト」は大浦地域の活性化を目的に2015年秋に発足し、昨年12月に初めて採蜜が行われた。名護市屋我地島の養蜂家、三浦大樹さんに手ほどきを受け、現在は西洋蜜蜂5箱ほどを飼育している。蜜源はセンダングサや地元でアサグラと呼ばれ山中に自生するフカノキなどの花。大浦産の蜂蜜「美らみつばち」は大人向けビター味が特徴。採蜜はほぼ春と秋に限定される。普段は週1回の「内見」という点検や巣箱の清掃が欠かせない。

 宮里代表(38)は「会員も増やしながら近々蜜蜂も10箱程度に増やしたい」と意気込む。「美らみつばち」はわんさか大浦パークで販売されている。数量に限りあり。問い合わせは(電話)0980(51)9446(わんさか大浦パーク)。(嶺井政康通信員)