【中国時報】ペーパーは便器に 環境保護署、習慣化へ呼び掛け


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 台湾では使用済みのトイレットペーパーはトイレ内のごみ箱に入れる習慣がある。しかし、環境保護署は、6月から政府機関および公衆トイレで「トイレットペーパーを便器に捨てて流す」習慣を率先して行い、台湾人にこの習慣を付けてもらおうと呼び掛けている。利便性の向上と衛生品質の改善が狙い。また環保署は、台湾人の一般的なトイレットペーパーの使用量なら、汚水下水道で汚泥に変わる比率が低く、汚水プールへの影響も小さいとみている。

 ただ専門家は個人宅、とくに築30年を超える老家屋では、配管が詰まってしまうケースもあり、便器に捨てない方がいい所もあると指摘している。