沖縄県議会(新里米吉議長)は29日、2月定例会最終本会議を開き、総額7354億4300万円の2017年度一般会計予算を全会一致で可決した。沖縄振興一括交付金など国庫支出金の減額が影響し、9年ぶりに減少した。野党の沖縄・自民会派は退席した。
沖縄・自民会派はワシントン駐在員活動事業費や知事訪米費、MICE施設整備費などについて「われわれの疑問に対し、県当局から明確な説明がない」などとして予備費への載せ替えや削除を求める修正案を提案した。採決の結果、修正案は賛成少数で否決された。
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