理事長に富川副知事を選任 国立劇場おきなわ運営財団


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 富川盛武副知事

 国立劇場おきなわ運営財団の理事会が29日開かれ、理事長に富川盛武副知事が選任された。理事長は副知事が務めるのが慣例となっている。前理事長の安慶田光男氏は副知事辞職後に理事の辞表を提出し、24日の評議員会で承認されていた。

 富川氏は24日の評議員会で理事に就任した。安慶田氏の残りの任期だった6月の評議員会まで理事を務め、評議員会で再任される見通し。さらに評議員会後の理事会で理事長に再任される見通し。

 富川氏は「沖縄21世紀ビジョンでも『沖縄らしい自然と歴史、伝統、文化を大切にする島』を目指すべき将来像の一つとしている。伝統文化・芸能の継承と振興は県の政策のコアの一つだ。全力を尽くしたい」と話した。【琉球新報電子版】