2月有効求人倍率は1・02倍 完全失業率は3・9%


この記事を書いた人 松永 勝利

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)が31日に発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は月間有効求職者数が増えたことにより、前月より0・06ポイント減の1・02倍となった。5カ月連続で1倍を超えるも全国最下位だった。また県統計課の発表によると、2月の完全失業率(原数値)は前年同月比0・3ポイント減の3・9%となった。
 新規求人倍率(同)は0・36ポイント減の1・40倍だった。一方、新規求人数(原数値)は前年同月比1・5%増で1963年の統計開始以来、過去最高を記録した。待鳥局長は「企業の求人意欲は衰えてなく、雇用の情勢は改善傾向にある」と評価した。【琉球新報電子版】