小中学生19組、熱演 若衆芸術祭最終日


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「揚作田」を踊る宮城流豊舞会=1日、浦添市の国立劇場おきなわ

 琉球芸能の次世代育成を図る第1回おきなわ伝統芸能「若衆芸術祭」(琉球新報社、沖縄芸能連盟主催)の最終日の舞台が1日、浦添市の国立劇場おきなわで催された。小中学生19組が出演し、選考委員から「レベルが高くしっかり稽古している」と評価する声が上がった。特別協賛は沖縄美ら島財団、沖縄銀行、協賛は沖縄時事出版、第一交通、久保田照子チャームスクール、大光鉱山。3日間で選ばれた若衆選賞の中から、4日に県知事賞と若衆大賞を決定する。1日の若衆選賞は次の通り。(敬称略)

 【音楽】薫流瑞鼓(くんりゅうずいこ)の会瑞慶覧薫太鼓研究所「渡りぞう・鶴亀節・貫花(ぬちばな)・南嶽節(なんだきぶし)」、赤平美海「かぎやで風節(かじゃでぃふうぶし)」、琉球箏曲興陽会前西原暎子・松川治美箏曲研究所「渡りぞう・瀧落菅撹(たちうとぅしすががち)・船頭節」

 【舞踊】宮城流豊舞(とよむ)会宮城豊子琉舞研究所「揚作田(あぎつぃくてん)」、玉城流翔節慶(よし)乃会金城末子琉舞道場「前の浜(めーぬはま)」、玉城流玉扇会新里直子琉舞道場「上り口説(ぬぶいくどぅち)」、玉城流玉扇生咲会(きさきかい)仲村加代子琉舞道場「上り口説」、朱日流(あけびりゅう)朱・須賀子の会平良須賀子琉舞研究所「若衆ゼイ」

器楽合奏を披露する薫流瑞鼓の会=1日、浦添市の国立劇場おきなわ