沖尚が5年ぶり8度目のV 美里工業を11―2で破る 県高校野球春季大会


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沖尚4回裏、無死1塁で2点本塁打を放つ砂川リチャード=2日、北谷公園野球場(又吉康秀撮影)

 第64回県高校野球春季大会(主催・県高校野球連盟、共催・琉球新報社)の第11日は2日、北谷公園野球場で決勝を行い、沖縄尚学が序盤から小刻みに得点を重ね、11―2で美里工業に勝利した。沖縄尚学は5年ぶり8度目の優勝。

 初回に先制した沖尚は三回に一度、追い付かれたがその裏、すぐに2点を勝ち越した。四回には1番砂川リチャードが左翼スタンドに2点弾を放ち、チームは勢い付き、終盤の七、八回にも単打を並べて得点し、美里工業を引き離した。

 投手陣も先発の岡留英貴、継投の與座巧人が美里工業の強力打線被安打5に抑える好投ぶりだった。

 美里工業は三回に9番野末琉斗のソロ本塁打、八回には四球と犠飛を絡めて2点目を奪ったが、巻き返せなかった。【琉球新報電子版】