【中国時報】国家戯劇院が再開 修復しバリアフリーに


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 台湾の伝統音楽や京劇、西洋のオペラ、バレエ、ミュージカルなど各種公演を行う台湾最大級の芸術施設、国家戯劇院が8カ月の修復期間を経て再開した。

 芸術性の高い演目を上演する目的で設立された国家両庁院は使用開始から30年。2015年に音楽ホールをマイナーチェンジした後、昨年の7月に国家戯劇院が大規模な修復工事に入った。

 修復工事で車いすの座席を増やしたほか、出入り口のスロープやエレベーター、障害者用トイレや自動ドアなども設置し、身障者が使えるバリアフリーの空間も増やしたことを明らかにした。

 再開に際し、鄭麗君文化部長(文部科学大臣に相当)は「今回の修復で、文化の平等においても重要な一歩を踏み出した」と述べた。