岩礁破砕許可切れ後、海上作業初めて実施 辺野古新基地建設で沖縄防衛局


この記事を書いた人 松永 勝利

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で、工事に関する岩礁破砕許可が3月31日に期限切れとなってから、沖縄防衛局は3日午前、初の海上作業を実施した。県は午前中から漁業取締船はやてを現場海域に派遣し、岩礁破砕になる可能性がある行為が行われていないか現場確認を続けている。

 午前10時ごろ、大浦湾のスパット台船に作業員が立ち、ボーリング作業を実施した。工事に反対する人たちはカヌー10艇を出して抗議行動を展開している。【琉球新報電子版】

ボーリング作業を進めるスパッド台船=3日午前10時26分ごろ、名護市辺野古沖
海上作業の様子を確認する県の漁業監視船はやて=3日午前11時ごろ、名護氏辺野古沖