比嘉大吾が5月20日に世界戦 「絶対世界チャンピオンに」 


この記事を書いた人 松永 勝利
世界戦に向けてガッツポーズをとる比嘉大吾(左)。右は具志堅用高氏=3日、東京・九段下のグランドパレスホテル

 【東京】プロボクシングの東洋太平洋(OPBF)フライ級チャンピオンの比嘉大吾(21)=白井・具志堅スポーツジム=が3日、東京都内で会見し、トリプル世界戦が5月20日に東京・有明コロシアムで開催され、比嘉はWBC世界フライ級タイトルマッチでチャンピオンのファン・エルナンデス(30)=メキシコ=と対戦すると発表した。比嘉は「絶対に世界チャンピオンになる」などとタイトル獲得に意欲を示した。
 2014年6月のプロデビューから12戦連続で全勝全KOの戦績を持つ比嘉は世界戦でも「(KOを)狙う」と宣言した。所属ジム会長の具志堅用高氏が世界チャンピオンに輝いた同じ21歳での挑戦となることについては「世界戦は自分がやりたくても簡単に決まらない。皆に感謝し、絶対世界チャンピオンになる」と語った。
 会見に同席した具志堅氏は「日本ボクシングのため、沖縄のため、家族のために世界チャンピオンになるという意気込みを150%くらい感じる」と期待を込めた。【琉球新報電子版】