かじゃでぃ風の調べに乗せて 県立芸大で入学式


この記事を書いた人 志良堂 仁
県立芸大の入学式で入学者宣誓をする音楽学部の赤嶺由和さん=4日午前10時半ごろ、那覇市の県立芸大
厳かに「かじゃでぃ風」の調べで幕を開けた県立芸大の入学式=4日午前10時すぎ、県立芸大

 県立芸大、県立看護大、琉球大の入学式が4日、それぞれ行われた。那覇市首里の県立芸大では、音楽学部による「かじゃでぃ風」の奏楽で幕を開け、学部生117人、大学院生34人の入学を許可し、新たな門出を祝った。

 新入生を代表して音楽学科音楽文化専攻音楽学コースの赤嶺由和さんが「芸術・文化の明日の担い手として学業に専念する」と宣誓。比嘉康春学長は新入生を歓迎して「芸術は世の中、人の心を豊かにする。全国から集まった才能豊かな学生の中で感性や芸術的発想を磨いて」と成長を期待した。閉幕前には音楽学部がヘンデルのハレルヤを演奏・合唱して芸術の香り豊かに式を彩った。
 沖国大、キリスト教学院大・短大、沖縄女子短大は1日、沖縄大は2日に既に入学式を終えた。名桜大は8日に行う。【琉球新報電子版】