名護市議会(屋比久稔議長)は7日午前、嘉手納町の沖縄防衛局を訪れ、米軍キャンプ・シュワブに近い同局名護事務所の屋上に騒音測定装置を設置するよう要請した。航空機騒音と砲撃音、振動を測定する装置を設置し、その測定データを名護市に提供することを求めた。さらに防衛省が住宅防音工事の補助対象を判断する基準「LCden値」での公表を要請した。
意見書を受け取った沖縄防衛局の伊藤晋哉企画部長は「新たに設置する考えはないが、市内7カ所で測定されている値を踏まえ、騒音の影響が最小限にとどまるよう米側に申し入れていく」と述べた。【琉球新報電子版】
名護市で騒音測定を要請 市議会が防衛局に
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松永 勝利