給食、1日6500食調理 宜野湾・はごろもセンター開所


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テープカットに臨む関係者=3月25日、宜野湾市大山のはごろも学校給食センター

 【宜野湾】宜野湾市立はごろも学校給食センター(市大山)は7日から、市内5小学校、3中学校へ給食を提供している。県内最大規模で1日に6500食を作ることができる。アレルギー対応食の調理室を個室化するなど、食の安全・安心に配慮した設計となった。

 普天間第二、真志喜の両学校給食センターの老朽化に伴って新設された。調理場の様子を見ることができる見学機能が備わっており、食育の場としても活用される。

 名称は昨年、配食校の児童生徒から募集して決めた。宜野湾高校1年の瀬名波銀さん(15)=当時真志喜中3年、真志喜中1年の宮城愛さん(12)=当時大謝名小6年=が提案した。

はごろも学校給食センターの外観

 落成式と祝賀会が3月25日、新センター駐車場で開かれた。はごろも小学校音楽部が演奏で式を盛り上げた。出席した普天間小6年生の名嘉真人君(11)は「(見学して)新しくてきれいだと思った。給食は全部好き」と目を輝かせた。