生活、つながり支援 大宜味・喜如嘉小跡にグループホーム


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地域の人を招いて開かれた内覧会=3月28日、大宜味村の「グループホームきじょか」

 【大宜味】社会福祉法人一心福祉会・認知症対応型共同生活介護事業所「グループホームきじょか」が、旧喜如嘉小学校教員住宅跡地にオープンし、3月28日に落成式が行われた。

 内覧会では多くの地域住民が訪れ、明るく開放的な部屋やオープンスペース、利用者の見える場所に造られた調理場を見て「安心して過ごせる」との声が聞かれた。

 落成式のあいさつで管理者の金城たえ子さんは「日常生活を支え、地域とのつながりを持ち続けることで、生き甲斐のある生活を支援していきたい」と述べた。大山美佐子喜如嘉区長は「交流を大切に、皆で支えていきたい」と語った。

旧喜如嘉小学校跡地に建つ「グループホームきじょか」

 「グループホームきじょか」は入居定員9人で全個室。要支援2から要介護1~5の認定を受け、認知症と診断された人が対象。地域密着型サービスに位置付けられているため、大宜味村に住民票がある人が入居できる。(安里郁江通信員)